配偶者に全財産を残したいので遺言を作成するケース

状況

太田さん(仮名 80代・男性)には、奥様と子供二人がおりました。
奥様は、病気のため入退院を繰り返しており、太田さんは献身的に看病していました。

太田さんは、自分が亡くなった後は奥様の面倒を子どもたちに頼みたい、
また、唯一の財産である自宅不動産は奥様に渡したいと望んでいました。

子供たちは二人とも自立しており、太田さんが奥様より先に亡くなった場合、奥様のことだけが心配でした。

 

司法書士からの提案

奥様に自宅の土地と建物を相続させること、
そして、子供たちに奥様の世話をしてもらいたいことを、
最後のメッセージとして遺言することを提案しました。

 

結果

子供たちにも遺産をもらう権利はありますが、
奥様の生活を第一に考え、全財産を奥様に相続させる内容の遺言書を作成しました。

また、なぜそのような内容にしたのか子供たちにもわかってもらえるように、遺言書にその思いも記載しました。

太田さんは、これで自分に万が一のことがあっても安心だと喜んでくださいました。

この記事を担当した司法書士

司法書士法人リーガル・パートナー

代表司法書士

小和田 大輔

保有資格

司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者
群馬司法書士会 第475号
簡裁訴訟代理認定番号 第307038号

専門分野

不動産登記全般、相続全般

経歴

群馬司法書士会所属。平成10年に横浜国立大学卒業後、大手ハウスメーカーに入社。同年に宅地建物取引主任者試験に合格。平成13年に退社後、平成15年に司法書士試験と行政書士試験に合格。平成16年に合同司法書士リーガル・パートナーを開業。同年に簡易訴訟代理認定を取得。平成17年に群馬県初の司法書士法人である、司法書士法人リーガル・パートナー開業。現在は、群馬県の太田市を中心に、桐生市、高崎市に事務所がある。群馬県の相続の専門家として、群馬県内の相続の相談に対応している。


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