【司法書士が解説!】「仕事が忙しくて動けない」子どものための、親のもしもに備える相続手続きの事前知識

「仕事が忙しくて平日に休みなんて取れない……」「もし今、親に万が一のことがあったら相続手続きに対応できるのだろうか」
そのように働き盛りの子ども世代で、将来の相続手続きに対して時間的な不安を抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。
相続が始まると、聞き慣れない法律用語や膨大な書類だけでなく、「平日の日中に何度も動かなければならない」という物理的な壁が立ちはだかります。今回は、忙しい子ども世代が知っておくべき相続手続きの現実と、親が元気な今のうちに最低限備えておける事前知識を司法書士が解説します。
目次
1. 忙しい人を苦しめる、相続手続き「平日の壁」とは?
「手続きなんて、書類を郵送するか土日に少しずつ進めればいいのでは?」と考えている方も少なくありません。しかし、実際の相続手続き窓口は、働く世代にとって非常に厳しいスケジュールで運営されています。
① 役所・税務署・法務局は「平日の夕方まで」
亡くなった方の戸籍集めを行う市区町村役場、相続登記を行う法務局、相続税の申告を行う税務署は、いずれも原則として平日の開庁時間内(概ね8:30〜17:15)しか受け付けていません。郵送対応ができる手続きもありますが、書類の不備があれば平日に電話でやり取りをするか、窓口へ出向く必要があります。
② 銀行の口座凍結・解約手続きは「平日の15時まで」
特に負担が大きいのが銀行の手続きです。親が亡くなり口座が凍結されると、その払戻しや解約のために各金融機関の窓口へ行く必要があります。銀行の窓口は平日の15時に閉まってしまうため、複数の銀行に口座がある場合、それだけで何度も仕事を休まざるを得なくなります。
2. 忙しい人こそ知っておきたい!親のもしもに備える3つの事前知識
仕事で忙しく、将来手続きに時間を割けないことが分かっているからこそ、親が元気な今のうちに「これだけは確認・整理しておくべき」というポイントが3つあります。
- 財産の「場所(銀行名・支店名)」だけ一覧にしておく
金額まで細かく知る必要はありません。「どこの銀行の、何支店に口座があるか」「実家以外に不動産(地方の土地など)があるか」のリストがあるだけで、将来子どもが手探りで通帳や権利証を探し回る時間を100%カットできます。 - 実家の不動産が「誰の名義」か確認しておく
よくあるのが、実家が数代前の祖父名義のまま放置されていたり、夫婦の共有名義になっていたりするケースです。いざ相続が始まってから名義の複雑さに気づくと、仕事の合間では到底処理しきれない手間がかかります。今のうちに権利証や固定資産税の通知書を確認しておきましょう。 - 期限のある手続きを頭に入れておく
相続放棄の「3ヶ月」、相続税申告の「10ヶ月」、相続登記義務化の「3年」など、遅れるとペナルティが発生する期限だけは把握しておきましょう。「いつまでに動かなければいけないか」のゴールを知っておくだけで、直前になって慌てるリスクを防げます。
3. 時間がない方のための解決策:司法書士にすべてお任せ!
事前知識を持っていても、いざ相続が始まれば書類の作成や役所への提出など、どうしても実働の手間は発生します。「有給休暇をすべて相続手続きで消化してしまった」「平日の夜遅くに慣れない書類を作っていて体調を崩した」という子ども世代の方は後を絶ちません。
もしお仕事や家事で動けない場合は、司法書士にすべての相続手続きを丸ごと依頼できる「遺産整理代行サポート」という選択肢があります。法律の専門家である司法書士が、あなたに代わって平日の役所や銀行、法務局での手続きをすべて代行するため、ご遺族は最小限の負担で日常生活を維持しながら、円滑に相続を完了させることができます。
もしもの時の手続きに不安がある方は、まずは専門家へご相談を
相続手続きは、事前の準備と適切な役割分担によって、仕事への影響を最小限に抑えることが可能です。「うちの場合は何から準備すればいい?」「どれくらい手続きを代行してもらえる?」など、少しでも不安がある方は、親御様が元気なうちから一度当事務所の無料相談をご活用ください。
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当事務所が相続で選ばれる理由

この記事の執筆者
- 司法書士法人リーガル・パートナー 代表司法書士 小和田 大輔
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保有資格 司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者
群馬司法書士会 第475号
簡裁訴訟代理認定番号 第307038号専門分野 不動産登記全般、相続全般 経歴 群馬司法書士会所属。平成10年に横浜国立大学卒業後、大手ハウスメーカーに入社。同年に宅地建物取引主任者試験に合格。平成13年に退社後、平成15年に司法書士試験と行政書士試験に合格。平成16年に合同司法書士リーガル・パートナーを開業。同年に簡易訴訟代理認定を取得。平成17年に群馬県初の司法書士法人である、司法書士法人リーガル・パートナー開業。現在は、群馬県の太田市を中心に、桐生市、高崎市に事務所がある。群馬県の相続の専門家として、群馬県内の相続の相談に対応している。
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