入院中でも遺言を作成したいと、遺言を作成したケース
状況
太田さんには、お子様が二人いらっしゃいました。
末期がんのため病院に入院している状況で、最後のメッセージを子供に残したい、そのために遺言書を書きたいとの希望がありました。
お子様の一人から当事務所へご連絡があり、このような相談を受けました。
司法書士からの提案
太田さんは、ご病気であったものの、意識ははっきりされており、
遺言ができる状態でした。
しかし、病気の影響でいつ意識がなくなってしまうかわからず、
太田さんの意識がはっきりしているうちに、できるだけスピーディーに遺言書を作成するようご提案しました。
結果
太田さんは外出できる状態ではなかったため、司法書士が病院へ訪問し、内容の聞き取りを行いました。
できるだけ早く進めるという時間の制約がありましたので、
早急に公証人と打ち合わせを行い、公証人が病院に出張するという形で公正証書遺言を
作成しました。
無事に遺言書を作成することができ、太田さんには安心していただきました。
遺言書には、遺産の分け方だけでなく子供たちへのメッセージを書くこともできます。
太田さんの思いが沢山詰まった遺言書が完成し、大変感謝いただきました。
この記事の執筆者

- 司法書士法人リーガル・パートナー 代表司法書士 小和田 大輔
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保有資格 司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者
群馬司法書士会 第475号
簡裁訴訟代理認定番号 第307038号専門分野 不動産登記全般、相続全般 経歴 群馬司法書士会所属。平成10年に横浜国立大学卒業後、大手ハウスメーカーに入社。同年に宅地建物取引主任者試験に合格。平成13年に退社後、平成15年に司法書士試験と行政書士試験に合格。平成16年に合同司法書士リーガル・パートナーを開業。同年に簡易訴訟代理認定を取得。平成17年に群馬県初の司法書士法人である、司法書士法人リーガル・パートナー開業。現在は、群馬県の太田市を中心に、桐生市、高崎市に事務所がある。群馬県の相続の専門家として、群馬県内の相続の相談に対応している。
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