【司法書士が解説】銀行での解約申請時に新たな相続人が判明したケース|解決事例
本記事では、相続手続きを進める中で新たな相続人が判明した事例と、その際の手続きのポイントについて解説いたします。 状況 亡くなった叔母の預貯金の解約手続きをご自身で進めていたところ、銀行で新たな相続人が見つかったというAさんのご相談です。 被相続人Bさんには配偶者もお子さまもいなかったため、相続人は第3順位であるBさんの兄弟姉妹となります。したがって、Bさんの姉であるAさんのお母さまが本来ならば相続人となるはずでしたが、お母さまは既に他界されていたため、代襲相続により相続権がAさんに移っていました。また、他の姉妹も、Cさんを除いて他界されていて子どもいなかったため、Aさんは自身とCさ…